Week9 アウェーでのLA戦の雑感です。詳しいレビューは必要があればまた書こうと思います。とりあえず3勝目をあげてシーズンが繋がったことにホッとしてます。 


オフェンス
QB…ニュートン 20/32,225ヤード,1TD。あのプレッシャーの中でよくやった方だと思う。ドナルドが異次元すぎたせいでいろいろ狂って中ランが出なかったのでDEのリードオプションを多用したが、そこでの判断も悪くなかったし、可能な範囲でうまくゲームをコントロールしていた。プレッシャーがない時の精度が上がればもう少し楽になる。ドナルドが無双してたため前からプレッシャーを受けることが多かったが、来週は死角からのプレッシャーが多いだろうから今週よりもボールに気を遣ってほしい。

RB…ランに関しては特に良し悪しはないが、パスプロが悪いかなと。ウィタカーのピックやヘルプはいいけどスチュワートはワンチェック入れればサック防げる場面で入れずにサックさせるし、ちょっと甘い。

OL…LAのDLの威力がおかしすぎて、ランが全く出ない。パスプロはひどいだろうと予想していたが、ランでもこんなにやられると思ってなかった。ドナルドがずば抜けておかしく、ダブルでも割られかけてインテリアではとてもコンボなんてできない。グラドコウスキーだけが唯一かろうじて粘れてたが、ターナーもノーウェルもフルボッコにされてた。ドナルドへのトラップでいいランがでてたが、1回きりだったのが残念。もう少しやって試して欲しかった。
レマーズはいつもより強力な相手にさらに悪化。それは予想できてるからいいけど2minでの反則はやめてほしい。これで前半最後のFG外したようなもん。ウィリアムスはコンボが良くて、片手で数えるほどしかなかった良いランのうちの何回かはこの人のおかげ。ソロでのランブロは割られる場面もあるが、パスプロは1番安定していたし、まあ健闘していた。
それにしても控えのウィリアムスとグラドコウスキーがそれなりで、残りの3人がボコボコとは…

TE…中ランはあがいても出ないということが分かってからは、オルセンは基本的にスクリーンでのブロッキング要員。パスではタイトなカバーでもいいキャッチを見せ、1stダウン更新や2minで活躍。
ディクソンはOL同様ブロッキングで苦戦。それはいいとして、ドロップはダメ。

WR…珍しいことに悪くない。
1番いいのはベンジャミン。球際に強く、オルセンと同じで欲しいところで期待に応える活躍をしてくれた。
ギンはオルセン、ベンジャミンと並んでレシーブ5回。厳しいパスプレッシャーの中ではこの試合みたいに3人目がいると心強い。ここ最近続けていい活躍してる。覚醒してくれ。あと、キャッチングだけでなくブロッキングも良かった。
ファンチェスはパスインターフェアで29ヤード稼いだり、RACも良し。ディープでワイドオープンになるもニュートンのパスが合わず。ディープでいい働きをしてくれて、ショートパスへの依存度を減らしてくれた。


ディフェンス
DL…試合を通じてQBプレッシャーが続いた今シーズン初の試合。bye明けから劇的に変わっている。DL内での連携が良く、うまくポケットにキーナムを留められた。
ショートはダブルに耐え、ロスを割ってランフォースをし、パスラッシュで相手を引きつけサックをもたらすなど、パスにもランにも味方をアシストする役割をこなしてくれた。
ロトゥレレィはタックルが記録されなかったが、コンスタントにロスを割ってちゃんと仕事をしていた。ワイドオープンがあったがノックダウンでパスを狂わせるなど、パスラッシュも良かった。
ソリアイも少ないスナップの中でいいパスラッシュをしていた。
エンドではこの試合、アディソンがステップアップ。3rdダウンサック2回とヒットでのパスショート2回を含む多数のプレッシャー。
C・ジョンソンもかなりのQBプレッシャーにパスディフェンスとホールディング獲得が1回ずつ。パシュートも良かった。
イーリーも3rdダウンサックを含めて数回のヒット。あとブロッカーのコントロールが良さげだった。

LB…キークリーは安定感があるし優等生なだけに、ちょっとインゾにかかったりホールをミスったりするだけでも気になる。デービスを始め、他が良かったおかげで少ししか出されてないんだけど。
11タックル,1サック,1INT,1FFと大活躍のデービス。ブリッツでRBを自動ドア化してた。とにかく動きがキレてる。コーナーにもぴったりついていくパスカバー、リアクションミスしても驚異の巻き返しでタックル、パシュートからタックルで味方のミスをカバーなど、デービス様様。
クラインも良かった。マンツーマンではタイトにつけているのに惜しくも通されてしまったが、ラン守備はとてもよく、最高に痺れたのは4thダウンでナイスリアクションからスタッフ。ロスに上がる速さはキークリーにも引けを取らない。

DB…とにかくカバー3スカイがはまりまくってて、セーフティが絡むプレーが多かった。
まずはブラッドベリー。オースティンのフェードに完璧についていきパスディフェンス。INT出来そうだったが、CARのディープで久々にいいプレーが見れたので文句は言うまい。完璧なカバーをしていたが何故か掴んでフラッグが飛ぶかとヒヤヒヤしたことや、breakupの後にフックアンドゴーにモロにかかってワイドオープンにしたり(これは通らずに済んだ)、詰めの甘さが伺える。それでも今後に期待できるプレーをしてくれた。
ウォーリーはタックルミス多い。マクレインとメモがごっちゃになっててカバレッジがどうとか詳しく覚えてないからそれはいいけど、タックルミスだけは覚えてる。絶対に下向いてタックルしようとするから。これやめて。ヘッズアップタックルでお願い。
L・ジョンソンはランDいい。バンマン下手。タックルミス多め。4thダウンでのタックルミスはなぁ…
コールマンはカバー関係なく上がりがいい。グリフィンと共にPA対応もいい。
ボストンはパスカバーはいいけどランDとパシュートに難あり。セーフティが4thダウンでタックルミスしてフレッシュ与えるなんてダメだよ。
これは目を疑ったボストンのランD。DEのコンテインはできているため、ここは迷う余地なく内側のホールに行くはずだが、彼の選択はなぜか外。2枚目の画像はなんだよ、隠れんぼかよ。
 








































キッキング
KC…CARなんか相手にお得意のスペシャルやってくるとは思わなかった。これはガノの超絶ナイスタックルで事なきを得る。
KR…LAがこちらのミスを狙ったプレーをしてきたが、安全な選択でTOしないで良かった。
PC…ジョーンズがガナーでタッチバックを防止して、かなりいいフィールドポジションにできた。こういうプレー好きです。
ボストンはガナーで完封されるわ、内に抜いて外まくられてビッグリターン許すわで散々。
PR…ギンはキャッチせずにバウンドさせてフィールドポジションを悪くしたけど、CBとぶつかってTOするよりはいい。ちゃんと過去のミスが生かされてる。あとナイス演技でタッチバック獲得。
ウォーリーはまだマシなのだが、L・ジョンソンがガナーにやられすぎててタッチバックになることが多い。



感想とWeek10に向けて
相手オフェンスのミスで勝った試合。あれが無ければ負けていたかもと思うものがいくつもあり、やはり勝っているときは不思議なもの。なかなか激しい試合だったので新たに大きな怪我人が出なかったことにもホッとした。ミスをしなければ勝てるスポーツといわれるフットボールなのでこの試合はLAが負けるのは妥当だが、CARもミスがまだ多く、来週のKC戦を見据えると不安になる。ミスの少ないKCを叩けるなら実力的にも勝敗的にもPOにはいける望みは十分だが、負けるとPOにいける確率は格段に下がるの
で、このWeek10の結果がが今シーズンを占うと言っても過言じゃない。
JAXとの試合を見る限りでは勝機はあるかもしれない。OAKの躍進にも一役買って出ましょうや。